よく太ももの太さについて悩んでいる方がいます。
太いと言っても太っているわけではなくて、太ももの前側が骨盤付近から出っ張っているという悩みです。
確かにそういう方の太ももを触ると前側が非常によく発達しています。男性の僕もビックリするぐらい。
直接的な原因は筋肉の発達しすぎです。
ポイントとなる筋肉は大腿四頭筋・大腿筋膜張筋です。
では、何故発達しすぎるのか?その原因は
- 体を反らし過ぎ
- 重心が常に後ろより
- 歩くときにひざで歩いている
となります。
まず体が反ると腰が前に出て来ます。そして重心もすこし後ろ寄りになります。
このままでは後ろに倒れるので太ももの前側の筋肉がグッと緊張して体を支えます。
そうすると太ももの前側の筋肉が立っているだけでも鍛えられたくましく発達していきます。
また、こういう人はたいていひざで歩いています。
ひざで歩くとはひざを前に出す歩き方です。
前に出した足が着地してから後ろ足が前に出るまでの間、前足の太ももの前側だけで体重を支える事になってしまいます。これで自然とに太ももの前ばかりが鍛えられ太くなっていくのです。
ひざを30度ぐらい曲げて立ってみてください。太ももの前が辛いですよね?
ひざで歩くとは一歩踏み出す度にそんな姿勢を取っているのと同じ事です。だから鍛えられるのも当然です。
まとめると、立つときも歩くときもつねに太ももの前側を酷使していることが太くなる原因となります。
ですので、姿勢と歩き方を変えていく必要があります。
太ももへの負担が少ない立ち方と歩き方を身につければ自然に太ももの筋肉は落ちて細くなっていきます。
脂肪で太い人はまず脂肪を落とすことが先決ですので誤解無きようにお願いします。