このページでは4つのO脚のタイプとその特徴を説明しています。どれが今の自分に一番近いか確認してみてください。
真っ直ぐな脚(美脚)

O脚でない真っ直ぐな脚(美脚)のチェックポイントは次のようになります。
- 膝頭→正面
- 膝→つく
- ふくらはぎ→つく
- くるぶし→つく
膝が足先の向きと同じかどうかがポイントになります。膝が正面を向いていても、足先が外を向いている場合はO脚となります。
O脚(機能性O脚)

O脚には脚の骨が変形してO脚になっている器質性O脚(いわゆるがに股)と脚が捻れることでO脚に見える機能性O脚の2種類に分かれます。
機能性O脚の場合は捻れをとることで改善する見込みがありますが、器質性の場合は困難です。
典型的な機能性O脚のチェックポイントは次のようになります。
- 膝頭→内側を向く
- 膝→つかない
- ふくらはぎ→つかない
- くるぶし→つく
機能性O脚になる最大の原因は脚が内側にねじれている(内旋)ことです。内側に捻れているので膝が内側を向いていることが特徴です。
もし、膝頭が正面もしくは外を向いていてO脚の場合、器質性O脚となり矯正は困難です。
また、機能性O脚でも、この状態を何十年と続けていくと骨が変形し器質性O脚になる可能性があります。
XO脚

XO脚のチェックポイントは次のようになります。
- 膝頭→内側を向く
- 膝→つく
- ふくらはぎ→つかない
- くるぶし→つく
O脚の状態で無理に膝を付けようとすることでこうなります。脚の歪みが通常のO脚よりも強いため矯正にはより時間がかかります。
X脚

X脚はO脚の逆で真っ直ぐに立ったときに左右の膝が接触してしまう状態です。立ったり歩いたりという動作がやりにくいと訴える場合が多いです。
X脚のチェックポイントは次のようになります。
- 膝頭→正面・外側
- 膝→つく
- ふくらはぎ→つかない
- くるぶし→つかない
X脚は器質性(骨格の形に問題がある)あることが多く、整体やストレッチで改善させることは難しいです。ただ、 O脚を無理になおそうとしてXO脚になっているのをX脚だと勘違いしている場合もあり、その場合はある程度の改善が見込めます。
OX脚

OX脚は膝はつきますが、ふくらはぎもくるぶしもつかない状態です。チェックポイントは次のようになります。
- 膝頭→内側を向く
- 膝→つく
- ふくらはぎ→つかない
- くるぶし→つかない
これはX脚でさらに内旋させるクセが付いている場合と、O脚の人が膝をつけようとしてさらに内旋してなっている場合があります。O脚ベースの人は改善する可能性があります。